授業の質だけでなく、準備や後片付けの効率もアップ。光源の寿命が長いというのは安心感がありますね。

1年2組 佐藤 拓弥 先生

1年2組担任 佐藤 拓弥 先生

1年2組を受け持つ佐藤拓弥先生は、プロジェクターやインタラクティブホワイトボードを活用して授業を行うようになってから、子どもたちの理解度ややる気が向上したと語る。

「国語や算数をはじめ、様々な教科に活用しています。デジタル教科書をスクリーンに投映し、デジタルペンでマーキングしながら説明したり、書画カメラで教科書を映したりします。参考資料が実物で用意できる場合は、書画カメラを使って投映。やり方をスクリーン上で指し示したり、子どもたちが使っている教科書と同じ内容を拡大表示して見せたりできるので、言葉だけで説明するよりもわかりやすく伝えられます。」

例えば算数の授業「かずをかぞえよう」では、スクリーンに、森の動物たちのイラストが映し出される。子どもたちは、同じ内容の教科書を机上で開いており、指定された動物に丸をつけながら数を数えていく。その後、佐藤先生がスクリーン上で数を数え、答え合わせをしていく学習展開であった。インタラクティブホワイトボードのデジタルペンは追従性が高く、指し示したい箇所に、丸印がスムーズに描かれていく。

スクリーンにデジタルペンで丸をつけると、子どもたちの視線が集中

「プロジェクターやインタラクティブホワイトボードを使った授業を見せると、子どもたちは大変盛り上がります。特に、初めて見たときは「おおーっ」という声が上がりました。今の子どもたちはデジタル好きなので、前向きに、やる気になって学習に取り組んでいます。」

プロジェクターの活用は、もちろんこの例にとどまらない。動画や写真、ときにはインターネットのコンテンツを投映し、子どもたちの興味を自在に引き出している。

「歴史の授業では、インターネットで資料を探して、映像で見せることもあります。教科書の文字を読むよりもイメージが膨らむからです。体育についても、動画で見せることで、体の動かし方を視覚的に伝えることができます。」

以前は、移動式のテレビを使用していたという佐藤先生。プロジェクターを活用してからは、授業の質だけでなく、準備や後片付けの効率もアップしたという。

「移動式のテレビだと、『移動・セッティング・利用・片付け』という作業が必要でした。このプロジェクターは近距離から投映できるので、黒板の前に常時置いておくことができます。子どもたちが走り回って、コードを引っ掛けたりするということもありません。」

超短焦点プロジェクターであるXJ-UT310WNの強みがいかんなく発揮されている好例だと言える。黒板近くに置くことで気になるのは、降りかかるチョークの粉だが、防塵設計を採用したXJ-UT310WNなら心配無用である。また、カシオのプロジェクターは光源寿命20,000時間という特長も持っているが、その点についてはこのように語ってくれた。

「私は朝教室に来てから帰るまで、このプロジェクターの電源を入れたままにしています。寿命が長いというのは安心感があります。」