福島太陽誘電株式会社 様

エレクトロニクス産業の最前線で、カシオの水銀ゼロプロジェクターが活躍。

2016年2月12日掲載

福島太陽誘電株式会社は、電子部品の開発・製造・販売を行う太陽誘電グループの製造拠点のひとつ。情報通信やカーエレクトロニクスをはじめ、幅広い分野のデバイスに搭載される電子部品の製造を行っている。そんな同社の開発・設計業務を、IT環境という面でサポートしているのが、カシオの水銀ゼロプロジェクター。同社では、最新のXJ-V1を含め3モデルを導入し、会議や打ち合わせなど、日々の業務に欠かせないアイテムとして活用しているという。

福島太陽誘電株式会社
福島太陽誘電株式会社

導入の決め手は、すばやい起動と鮮明画質

1989年の創業以来、太陽誘電グループの一員として、電子部品や記録型光メディアの製造を手掛けてきた福島太陽誘電(旧ザッツ福島)。なかでも、1996年から生産を開始したCD-R、DVD-Rは、That’sブランドとして広く知られ、最盛期には月産1億枚を達成するなど、同分野で国内唯一の生産拠点として活動を続けてきた。

しかし、2015年、市場構造の変化に対応するかたちで、光メディアの生産から撤退することを発表。インダクタと呼ばれる電子部品の製造に経営資源を集中することで、よりエレクトロニクス産業に特化した事業へとシフトする方針を打ち出している。管理部の石井真木夫氏と鈴木保昭氏に話を聞いた。

「当社は、事業転換に伴い社名を変更し、2015年7月より福島太陽誘電として新たなスタートを切りました。主力商品であるインダクタは、コイルとも呼ばれ、コンデンサ、抵抗器とともに、電子回路の基本となる部品です。あらゆる電子機器に必要な部品ですが、なかでも当社では、スマートフォンやタブレット、自動車などの車載機器に使われるインダクタを製造しています。」(石井氏)

「また、最先端技術を取り入れた生産設備を、自社で設計・開発しているのも当社の特長のひとつ。現在、光メディアの生産終了に向け、電子部品生産の比率を高めており、第1から第5まである工場設備の再編成に取り組んでいます。そのため、社内では、部品製造の生産計画や作業進捗の管理、生産設備の仕様策定など、毎日あちこちの会議室で様々な会議や打ち合わせが行われています。」(鈴木氏)

その際、会議室の予約管理やIT機器の運用管理を行うのが、石井氏、鈴木氏が所属する管理部。もちろん、導入する機器の選定も行っており、今回のXJ-V1導入を決めたのも同部の意向だという。

「既存のプロジェクターが老朽化したため、リプレイスを検討したところ、候補にあがったのがカシオの水銀ゼロプロジェクターでした。実は、XJ-V1の前に、高輝度タイプのXJ-H1750とスタンダードタイプのXJ-M251を先行導入しており、その結果を受けて追加採用したという経緯があります。」(石井氏)

「基本スペックや使い勝手は、すでに先行機種で実証済みだったため、導入に関してのハードルはほぼありませんでした。実際、電源ONから投映までのスピードには満足しています。既存の機種が古かったせいもあり、明るさも色味も段違い。部屋の照明を落とさず使えるのも便利ですね。特定の会議室に常設して使用していますが、このプロジェクターを使うために、この会議室を予約する人も多く、取り合いになっているくらいです。」(鈴木氏)

管理部の両名と同様、多くの社員にも、新たに導入したXJ-V1の明るさ、解像度、起動の速さといった特長が、新鮮な印象で受け入れられたようだ。

管理部 財務課 係長 石井 真木夫氏
管理部 財務課 係長 石井 真木夫氏
管理部 人事総務課 課長 鈴木 保昭氏
管理部 人事総務課 課長 鈴木 保昭氏

3つのモデルを適材適所に活用

会議室に設置しているというXJ-V1だが、その使用法はいたってシンプルだ。ノートPCにRGBケーブルで接続し、電源を0Nにするだけで投映準備は完了。部屋に天吊りのスクリーンはあるが、壁面投映で済ませることが多いという。使い終われば、電源を切るだけ。クールダウンの手間もいらない。

「プロジェクターを貸し出しではなく常設にしているのは、セッティングや後片付けの手間を省くという意味もあります。また、持ち運びの際に、落として故障したり、ケーブルを紛失したりする心配もない。機器を保管する管理部としては、面倒な業務はなるべく減らしたいですからね。」(石井氏)

また、XJ-V1には、半導体光源の使用により、光源寿命約20,000時間を実現し、ランプ交換の手間やコストを軽減できるという特長もある。ほぼ毎日、1日平均4〜5時間使用するという当社にとって、この長寿命で省メンテナンスというメリットも見逃せない魅力だという。

「投映するコンテンツは、パワーポイントやエクセルで作成した資料がほとんどです。XJ-V1は、解像度が高く、スクリーンを使用しなくても鮮明に投映できる。とくに黒がくっきりと表示されるため、以前に比べて細かい数字も見やすくなりました。PCで見ている画面を、そのまま大きくしたという感覚で使えます。」(鈴木氏)

いまやXJ-V1は、会議や打ち合わせに欠かせないアイテムになっているのだそうだ。また、XJ-V1に先行して導入されたプロジェクター2モデルとの使い分けについても聞いた。

「この会議室は、投映場所と設置場所の関係上、16:9のワイド表示には適しません。そのため、4:3表示のXJ-V1がちょうどいい。そのかわり、壁面が広く設置自由度の高いほかの会議室では、ワイド表示対応のXJ-M251を使用しています。また、工場内の会議室に設置しているのがXJ-H1750。工場見学に訪れた人への説明用として、大人数へのプレゼンに適した高輝度タイプを選びました。」(石井氏)

使用場所や使用目的に合わせて、適材適所の活用法がされているカシオの水銀ゼロプロジェクター。今後は、まだプロジェクターを常設していない会議室への導入を検討しているという。その際、効果を発揮するのがXJ-V1のコストメリットだ。

「XJ-V1は、本体にボタンがほとんどなく、リモコン操作が必要なときもありますが、常設する場合にはなんの問題もありません。機能をシンプルにした分、本体価格が低く設定されているので、導入台数を増やすのに最適なモデルといえるでしょう。同じものづくりに携わる者として、この割り切り方には感心します。製品コンセプトを明確にするという点は、見習うべきかもしれませんね。」(鈴木氏)

福島太陽誘電の新たなスタートを支えるべく、導入されたカシオの水銀ゼロプロジェクター。XJ-V1、XJ-M251、XJ-H1750の3モデルが活躍する場は、これからもますます広がりそうだ。

会議室に設置されたXJ-V1
会議室に設置されたXJ-V1
XJ-V1の投映風景
XJ-V1の投映風景

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