「カシオページプリンター製品」への医療用殺菌剤(樹脂や金属に影響が少ないと謳われている液剤)のご使用について
殺菌剤は様々なものがありますが、「樹脂や金属に影響が少ない」と謳われているものでも、これらによって製品表面のふき取りを行うことによって製品の状態は変化いたします。
製品新品時につきましては、ある程度耐久性を保持できると予想しますが、液剤の濃度、ご使用期間やご使用される環境、拭き取り回数によって、徐々に製品表面は変化していくと考えます。
以上のことをご了解の上、ご使用なられますようお願い申し上げます。
尚、強い酸性やアルカリ性、高濃度の界面活性剤を用いた殺菌剤はご使用をお控え下さい。
弊社製品を長くご愛用いただくには、
アルコール(エタノール)濃度50%以下の殺菌用(消毒用)アルコール製品
のご使用を推奨いたします。
アルコール(エタノール)濃度が70%~80%前後の殺菌用(消毒用)アルコール製品を使用した場合、使用量や回数によっては、下記「起こりうる不具合」の1~5について発生の恐れがあります。
●使用される場合は、以下の方法で行ってください。
不具合の発生を遅らせることができます。
- カット綿やガーゼ、やわらかい布などにしみ込ませ、やさしく拭いてください。
- 市販のティッシュペーパーは傷や紙粉がつきやすいのでご使用にならないでください。
- 直接スプレーしないでください。
- 強く擦らないでください。
- 製品表面の継ぎ目や開口部に入らないようにしてください。
- 画面の周囲などの境目に液が溜まらないようにしてください。
- 接触端子に液剤を残さないように布等で拭き取ってください。
※
ドラムユニットの感光体部分(茶色筒)や転写ベルトユニットのベルト(黒いベルト部分)、転写ロール
(グレーのスポンジロール)は機能上問題が発生する為、除菌、殺菌はしないでください。
<注意事項>
●上記液剤にて拭き取りを行うことで起こりうる不具合。
- 塗装表面の変色
- 塗装の剥がれ
- ケース樹脂表面の変色、べたつき、表面の硬化
- 透明樹脂部分(画面やキー表面など)の白化、細かいひび割れ
- 接触端子(製品背面、下面の電気的接触をさせる金属面)の腐食
このような不具合が発生した場合、部品交換など修理にかかる費用についてはお客様のご負担となりますのでご注意ください。
以上