『余り計算電卓』MP-12Rが、調剤業務のヒヤリハットを70%削減!

余り計算電卓

静岡県立静岡がんセンター 薬剤部で実証!

静岡県立静岡がんセンター薬剤部では、調剤時にカシオの『余り計算電卓』を導入し、計数調剤時のヒヤリハットの大幅な削減に効果を上げています。『余り計算電卓』なら必要シート数と端数を1回の計算で同時に求められるので、計算回数が減り、ミスの確率を下げることが可能になります。『余り計算電卓』は、同センターの薬剤師の方々にとって、調剤にかかせない必須アイテムになっています。

静岡県立静岡がんセンター
所在地:静岡県駿東郡長泉町
許可病床数:615床

「第28回 日本医療薬学会」発表データ(静岡県立静岡がんセンター 薬剤部調べ)

ヒヤリハット削減率70%以上の実証結果

薬剤部 土屋貴之先生
静岡県立静岡がんセンターでは、1日平均500枚の外来調剤が行われています。そこで、通常の電卓と『余り計算電卓』をそれぞれ10日間ずつ計数調剤に使用し、ヒヤリハット件数を調査しました。その結果、一般の電卓におけるヒヤリハット件数は35件(処方総件数の0.26%)でしたが、『余り計算電卓』では9件(処方総件数の0.07%)となり、削減率70%以上という驚くべき数字を記録しました。

ヒヤリハット件数の削減に効果を実感

薬剤部 佐藤淳也先生
これまでにヒューマンエラーによる計数ミス防止のため、様々な工夫がされてきました。しかし、計数取り違いは、複数の規格シートの存在で一向に減りませんでした。『余り計算電卓』の導入は、私自身がそうしたミスをしなくなることで体感できました。簡単な入力で求めたシート数と端数が算出でき、一目瞭然です。これが数え間違いの防止につながっています。
 カシオ『余り計算電卓』は、まさに私たち薬剤師が待ち望んでいたツールです。この電卓なくして私はもう調剤業務ができないと感じています。

薬剤師に欠かせない必須アイテムへ

薬剤部 薬剤長 篠道弘先生
「余り計算」機能に加え、もうひとつのメイン機能である「日数計算」機能も調剤業務で非常に便利です。静岡がんセンターでは、休薬が必要な薬剤も多数処方されているため、そうした期間を早く簡単に求められる「日数計算」機能はとても有用です。
 調剤業務におけるヒヤリハットの発生は、全国の薬剤師が困っていることだけに、この電卓が必須アイテムになるといっても過言ではありません。