四條畷学園 様

長文読解から動画投映まで、カシオの電子黒板&プロジェクターが活躍。

2014年11月7日掲載

四條畷学園は、2011年に創立85周年を迎えた伝統校。幼稚園から大学まで併設し、ひとりひとりの個性を伸ばす「人間教育」に力を入れている。2010年度には、中学・高校の6年一貫コースを新設。将来社会で活躍できる力を、長い時間をかけて確実に育成していくのが狙いだ。2014年には、カシオのインタラクティブホワイトボードを導入。独自の学習メソッドにICTをマッチさせることで、効率的かつ効果的な学習環境の整備に取り組んでいる。

四條畷学園
四條畷学園

大量の板書も電子黒板におまかせ。スムーズな授業で生徒の理解を促進

6年一貫コース 英語教諭 蘆田亮介先生
6年一貫コース 英語教諭 蘆田亮介先生

授業の効率化や学習効果の向上を目的に、教育現場におけるICTの導入が進むなか、ここ四條畷学園でもクラス内での電子黒板の活用を始めている。同学園の6年一貫コースで英語科の教鞭をとる蘆田亮介先生もそのひとり。会話や文法など、さまざまな学習内容があるなかで、とくに長文読解の授業にカシオのインタラクティブホワイトボードとプロジェクターを使用しているという。

「英語の学習には、実践力を身につける“会話”と、思考や分析を養う“文法”の両方が大切。そのため、授業では、生徒自らが英語を発する機会を増やしたいと思う一方で、訳読式の授業スタイルの良さも活かしていきたいと思っていました。しかし、英語の授業数が限られているのも事実。その点、電子黒板には、この訳読式の授業をより短時間で行えるというメリットがあります。」

訳読式の授業では、全文を通読して流れを把握し、単語の用例や文法などを重点的に理解していく。黒板には全文を書き出し、そのなかから解説したいポイントを明示するのが望ましい。しかし、授業のたびに全文を板書するのは、手間も時間もかかりあまり効率的とはいえない。

「電子黒板を使えば、用意したテキストをプロジェクターでスクリーンに投映するだけ。準備がスムーズで、すぐに本題へ入れます。板書に使っていた時間を有効活用することで、コミュニケーション力を養う授業に割くことはもちろん、より深い内容に踏み込むこともできるし、関連する知識を広げたりすることも可能になります。」

電子黒板用に設置されたプロジェクター
電子黒板用に設置されたプロジェクター

実際、蘆田先生の授業では、読解の合間に時代背景を説明するための地図や、資料となる関連動画などを投映し、生徒の理解を後押しする工夫がなされていた。教科書と板書だけでも必要な学習内容を指導することは可能だが、電子黒板やプロジェクターを使ってビジュアルや音声などを積極的に取り入れた方が、生徒の集中力が途切れることもなく、モチベーションアップにつながる。

さらに、スクリーンを主体に授業を進めることで、生徒の視線も自然と上を向くという効果もある。クラス全体に一体感が生まれ、授業がスムーズに進められるなど、教師側のメリットも決して少なくないという。

「電子黒板を使った授業のアイデアはたくさんありますが、やはり基本的なメリットは板書の手間が減らせるところにあると思います。英語の長文読解だけでなく、古文の授業などにも有効なのではないでしょうか。」


テキスト投映、書き込み、動画投映まで、長文読解の授業にフル活用

それでは、蘆田先生が担当する中学3年生の授業を例に、電子黒板活用の流れを見てみよう。まず、必要な機材は、スクリーンとプロジェクター、ノートPC。動画を投映する際は、これに外付けスピーカーが加わる。これら機材は職員室で保管し、そのつど教室に移動して使用する。専用のワゴンなどを使用することなく、手持ちで移動ができる。

カシオインタラクティブホワイトボードを使った授業風景
カシオインタラクティブホワイトボードを使った授業風景

スクリーンは黒板の右端に設置。左側を板書用に空けておくのがポイントだ。PCとプロジェクターを前列の机に設置し、接続や専用ペンのキャリブレーションなどを設定すればセッティング完了。投映するコンテンツは、教材メーカーから支給されたテキストデータを、投映用に自らカスタマイズしたものを使用する。

「長文読解のクラスでは、生徒にあらかじめ教科書で英文を読んでもらい、一文ずつ対訳したものをノートで提出してもらいます。それをチェックし、とくに解説が必要な箇所を絞り込んでおき、その後、教室で電子黒板を使って指導するというスタイルで授業を進めます。」

投映されたテキストを見ながら、生徒を指名し一文ずつ和訳を行う。その際、専用ペンでスクリーンに書き込みを行い、主語、動詞、分詞など、文法上のポイントを解説したり、文脈にふさわしい日本語訳を指導したりする。ペンの色や太さの変更、書き込みの消去、画面の切り替えなどをワンタッチで実行できるため、テンポよく授業が進行していく。

カラーを使い分けながら専用ペンで書き込みを行う蘆田先生
カラーを使い分けながら専用ペンで書き込みを行う蘆田先生

「スクリーンに書き込みを行う際、プロジェクタータイプの電子黒板は、手元が影になってしまうことがあります。慣れれば不便を感じることはありませんが、カシオのインタラクティブホワイトボードなら、プリントアウトした用紙に書き込んだ内容をリアルタイムに投映することもでき、より快適な使用が可能です。また、専用ペンの使い勝手もよく、狙った場所に正確に書き込むことができます。」

本文から派生する内容については、黒板の空きスペースを使って解説。本文に出てくる単語を使った用例や、構文の応用例などを提示し、理解の定着度を深めていく。

「電子黒板のみに頼る指導では、授業が単調になり生徒の集中力も持続しません。書き込みを行う際も、必要に応じてスクリーンと黒板を使い分けるように意識しています。途中に動画やビジュアルを見せるのも効果的ですね。校内に無線LANのネットワークが構築されているので、教室にいながらPCでウェブサイトにアクセスし教材として活用するなど、アイデア次第で授業のバリエーションはいくらでも広がります。」

「その点、カシオのインタラクティブホワイトボードは、プロジェクター単体での使用もできるので、ときにはテキストの投映や専用ペンによる書き込み、ときには写真や映像素材の投映など、目的にあわせてマルチに使用しています。」

また、電源を入れて数秒で最大輝度の投映が可能となり、電源OFF時のクールダウンも不要。再度電源ONにしたときの起動も速いため、使いたいときだけこまめに使える点も魅力のひとつ。メリハリのきいた授業を行うのに役立つ。

「ICTというと難しい印象を持つ人がいるかもしれませんが、使ってみると簡単で便利なのが実感できます。英語の長文読解だけでなく、いろいろな授業に使っていきたいですね。また、他の科目でも活用するメリットはたくさんあるので、これから学園内での使用がますます広まっていくのではないでしょうか。」

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