リチウムイオン電池を長持ちさせるために

ハンディーターミナルに使用するリチウムイオン電池は、充電を繰り返すうちに劣化してしまう消耗品です。
また使用しなくても電池自体の化学反応は継続するため少しづつ劣化します。
ご利用方法によっては急激に劣化して電池が膨れてしまうこともあります。
ここではお客様がより長く電池をお使いいただくために、ご注意いただきたいポイントをご案内します。

1.充電したままにしないでください。

充電したままにしたり、少し使ってはすぐ充電するなど、いつも満充電の状態にあると劣化が早まります。
エコ充電機能(※)のご利用や、必要以上に頻繁に充電しないことをお勧めします。

image1
  • エコ充電機能:充電容量を約80%前後に制御することで電池の劣化を抑えることができます。
             DT-X450シリーズ、IT-G600/650シリーズに搭載された機能です。

2.常温で充電してください。

40℃を超えるような高温下での充電は、電池の劣化が早まるので避けてください。
充電中はACアダプターや電池自体も発熱しますので、キャビネットに入れたり、ハンディターミナルを密集させて充電すると高温になってしまいます。
なるべく風通しが良く、涼しいところで充電しましょう。

image2

3.使わないときは電池残量を30~50%で保管してください。

ハンディターミナルを使用しない場合、電池残量を30~50%にしておくと劣化を抑えることができます。
保管中は残量が減らないようハンディターミナルの電源はOFFにしてください。
保管する部屋の温度は10~20℃が最適です。

image3