プロジェクターをうまく投映するためのポイント

プロジェクターをうまく投映するには?!投映距離を意識してみましょう

いくら高性能なプロジェクターを買っても、その機種の仕様が投映する場所に適合していなければ、せっかくの性能を十分に活かせません。そこで今回は、プロジェクターをうまく投映するためのポイントを整理していきます。

投映距離の違いを把握する

プロジェクターをうまく投映するには、部屋の広さやスクリーンの大きさなどに適合したプロジェクターを選ぶことが肝心です。狭い部屋と広い部屋、小さいスクリーンと大きいスクリーン…といった条件によって、うまく投映できるかどうかが変わってくるのです。

スクリーンとプロジェクターの間に、どの程度の距離が必要なのか…ということは、「投映距離」という数値であらわされます。投映距離の範囲内にプロジェクターを設置できる場合は、原則として問題なく投映することができると考えてよいでしょう。

ひとつのプロジェクターをいろいろなシチュエーションで使い回すような場合は、この投映距離が障壁になることもあります。たとえば広い会議室では問題なく使えていたプロジェクターが、狭いミーティングスペースでは距離不足で使い物にならなかった…ということもあり得ます。とくにビジネスでプレゼンをするときは、ミーティングスペースから会議室、ホール、広大な展示会場まで、部屋の広さがシチュエーションによってまちまちです。また、投映距離に応じてプロジェクターを設置しようとしたら、ちょうどその位置に障害物があって設置できなかった…ということもあるため、会場の下見やテスト投映は必須といえます。

投映の基礎知識をチェック

投映距離について、もう少し掘り下げてみましょう。プロジェクターは構造上、投映距離が短ければ画面が小さくなり、遠ければ画面が大きくなります。つまり、スクリーンサイズが小さいほど短い距離でも投映でき、スクリーンサイズが大きくなるにつれ長い距離が必要になってくる…というわけです。

たとえばカシオ計算機のエントリーモデル(WXGAモデル)の場合、スクリーンサイズが40型なら最短1.06mから最長1.58mの範囲にプロジェクターを設置すれば問題なく投映できます。スクリーンサイズが300型になると、投映距離は最短8.62mから最長12.54mとおよそ8倍になります。適合するスクリーンのサイズや、最短距離と最長距離の幅が広いほど設置の自由度が高まり、いろいろなシチュエーションで使うことができるでしょう。

また、プロジェクターの明るさ(ルーメン)が低い機種の場合、そもそも光量不足で300型といった大型のスリーンに投映できるほどの距離をとれない場合もあります。まずは部屋の広さや構造と、スクリーンの大きさを確認し、カタログなどを参照してスペックを十分に比較検討することが大切です。

超短焦点モデルを活用する

プロジェクターの投映距離で問題が出やすいのは、広いホールや会議室より、意外と狭いミーティングスペースであることが少なくありません。そもそも狭い部屋は備品の置き場所の確保に苦労するものですが、一般的なプロジェクターは40型程度の小型スクリーンに映す場合でも1m程度の距離が必要になるため、さらに設置場所が限られます。

そんなときにおすすめのプロジェクターが、カシオ計算機の超短焦点モデルです。超短焦点モデルは短い距離での投映に適した特殊なレンズを採用しており、たとえば60型のスクリーンなら最短13cmの距離からの投映が可能になります。スクリーンのすぐそばに設置することができるため、プロジェクターが邪魔になることはほとんどありません。

投映距離がここまで短くなると、狭い部屋でのプレゼンでありがちな「影の映り込み」の心配もほとんどなくなるでしょう。スクリーンの上部に壁掛けのスタイルで設置することもできるため、たとえば小さい子どもが走り回る教室などで使用する場合も、ぶつかってプロジェクターが破損するといった心配がありません。このほか、狭いスペースに多くの人が集まるカラオケルームでも実際に導入されているなど、プロジェクターの活用の幅が大きく広がるモデルです。