プロジェクターのケーブルの種類とワイヤレスレス環境を実現する方法

プロジェクターとケーブルの関係性は? 知っておきたいケーブル事情

最近のプロジェクターには多様な規格の接続端子があり、パソコン以外にもさまざまな周辺機器を接続することができます。今回は接続の要となる「ケーブル」と、ケーブルを使わない「無線LAN」について解説をしていきます。

プロジェクターのケーブルの種類をチェックする

プロジェクターの接続端子はたくさん種類があったほうが、いろいろな機器を繋げられて便利です。ただ、インターフェイスが充実していても、「このケーブル、何に使うのだろう?」といったように、結局一度も使われない端子もあるでしょう。最近のプロジェクターの接続端子は多数のケーブルに対応していますが、基本的に使用する機材の種類や用途に合わせて選択すれば問題ありません。でも、せっかくたくさんの接続端子があるのですから、「どんな機器を繋ぐことができるのか」ということをチェックして、プロジェクターの可能性を広げてみてはいかがでしょうか。

たとえば、S-ビデオ入力端子を備えた機種の場合、DVDプレイヤーやビデオカメラ、あるいは据え置きゲーム機から直接スクリーンに映像を投映できるようになります。マイク端子とスピーカーがついたプロジェクターなら、アンプなどの設備がなくても手軽にマイクが使え、より力強い発表が可能になるでしょう。

そうやって多彩なインターフェイスを活用しているうちに、手持ちのケーブルの種類も増えてきて、持ち運ぶときにかさばったり、電源コードなどと絡まったりする場合もあるかもしれません。意外と便利なのが、ケーブルを収納できる専用バッグです。たとえばカシオ計算機では、本体とケーブル、リモコンをコンパクトに収納できるキャリングバッグを用意しています。

無線LANでプロジェクターを使う

パソコンや周辺機器をプロジェクターと繋ぐときは、「ケーブルの長さ」という接続距離の制約をどうしても受けることになります。プレゼンをするときに、いつもプロジェクターの傍らにパソコンを置いて発表できるのならば問題ないのですが、会場の広さや座席の配置などによっては、パソコンをプロジェクターから遠く離さなければいけない場合もあります。

あらかじめ長いケーブルや延長ケーブルを用意しておくのもひとつの方法ですが、あまりケーブルを長くしても、足を引っかけたり、中継点で接続トラブルが起きたりと、なにかと心配もあります。そこで、思い切って有線という発想をなくし、無線LANでの接続を活用すれば、プレゼンがぐっとスマートになります。

パソコンをインターネットに接続するときは、無線LANやWi-Fiの活用が当たり前になっていますが、周辺機器にかんしては有線接続のまま…という方が多いのではないでしょうか。しかし、実際にプロジェクターに無線LANを導入してみると、その快適性に「もっと早く無線化していればよかった!」と思うかもしれません。無線LANを使えば、プロジェクターから離れた場所であってもパソコンからさまざまな操作が可能になるほか、1台のプロジェクターを複数のパソコンで利用するときにケーブルを繋ぎ替える手間もなくなります。無線LANの機能があるプロジェクターとパソコンを持っているのならば、ぜひ一度ケーブルレスを体験してみることをおすすめします。

ケーブルレス環境を簡単に実現する方法

パソコンやタブレットを使ってケーブルレスの投映をする場合、メーカー提供の専用のアプリやソフトを必要とする場合も少なくありません。このアプリやソフトのダウンロードやインストールの手間が、ケーブルレス環境を導入するハードルになっている場合もあるでしょう。一部の企業や地方公共団体、学校などでは、そもそも備品のパソコンに追加ソフトのインストールを認めていないケースも多く、なかなかワイヤレス投映が広まらない一因になっていると考えられます。

そんなときに便利なのが、「Microsoft Wireless Display Adapter(マイクロソフト・ワイヤレス・ディスプレイ・アダプター)」です。この製品をプロジェクターやモニターに接続すると、パソコンやタブレットのコンテンツをワイヤレスで映し出すことができるようになります。Windowsの搭載されたパソコンやタブレットには、動作に必要なソフトがプリインストールされているため、基本的に接続するだけで簡単にワイヤレス投映が可能になります。追加ソフトのインストールが面倒だったり、環境的に難しかったりする場合は、この製品も選択肢のひとつになるでしょう。

  • Microsoft Wireless Display Adapterの詳しい動作環境、製品情報などは、メーカーホームページやカタログをご確認ください。