守屋酒造 様

オリジナルラベルのオンデマンド印刷など、老舗酒蔵の販促にGE5000-YPOが大活躍。

2015年10月13日掲載

創業明治26年。守屋酒造は、千葉県九十九里の中央にある地酒の酒蔵。地酒とは、地の米、地の水、地の風土が醸し、地の人情が育てるという独自の哲学のもと、100%千葉県産米を使用した純米酒「舞桜」をはじめ、幅広いブランドを展開。多くのファンを魅了している。また、製造元ならではの販売戦略として、オリジナルラベルの無料サービスを実施。2014年11月にはユポ®ラベル対応のGE5000-YPOを導入し、オンデマンド印刷による低コストでのラベル作成に活用している。

守屋酒造(千葉県山武市)
守屋酒造(千葉県山武市)

ラベル作成というニーズに、ユポ®ラベル対応という確かな品質を

守屋酒造は、120年超の歴史を誇る千葉県有数の地酒の蔵元。九十九里浜の程近く、TVや映画の撮影にも度々使われるという漆喰作りの趣深い蔵の中で、夏場は焼酎、秋から冬にかけて清酒の仕込みが行われる。また、酒蔵見学や演奏会などの各種イベントも随時催され、年間10万人近くの人がこの蔵を訪れるという。そんな、常連客からツアー客まで多くの人で賑わう老舗酒蔵を支えているのが、2001年から五代目蔵主を務める守屋雅博氏だ。

「当蔵で扱う地酒、焼酎、リキュールは、原料・製法に徹底してこだわっているのが一番の特長。看板商品である「舞桜」は、千葉県産の米を吟醸クラスまで磨きこみ、3年間しっかり熟成させてお出ししています。また、大正5年から続く伝統製法を受け継いで作られる純米焼酎「守正」や、山武市の特産品であるいちごのリキュールも人気があり、いずれも酒蔵に併設した直売所やデパート、ネットショップでお買い求めいただけます。」

酒蔵を拝見しながら守屋氏の話を伺うと、とかく効率化が叫ばれるマスプロダクトの時代において、人の手で歴史と伝統をしっかりと守り続けることの大切さ、そこから生まれる独自の価値が、時代を超えて多くのファンの心をつかんでいるのが感じられる。

また、多くのお客様に喜ばれているのが、10年以上前から行っているという名入れサービス。ひとりひとりのご要望に合わせてオリジナルラベルを作成することで、世界でたったひとつの贈り物が完成。お祝いや季節の催しなど、「晴れ」の場を演出するコミュニケーションツールとしてご利用いただいているという。

このようなオリジナルラベルの作成に効果を発揮しているのがGE5000-YPO。守屋酒造では、このプリンタを2014年11月に導入し、業者発注に適さない少量多品種のラベル印刷に活用。なかでも守屋氏は、上質感があり、耐水性に優れたユポ®ラベルに対応している点を高く評価している。

「生酒などの要冷蔵商品に貼るラベルは、結露などの影響から水に強いことが求められます。そこで、ユポ®ラベルに対応したプリンタを探していたところ、出合ったのがカシオのGE5000-YPOでした。専用機以外でユポ®対応を保証しているものがほかになかったせいもあり、使ってみることにしました。もちろん、ユポ®ラベル以外に幅広く活用できるのも魅力のひとつ。導入からまもなく1年になりますが、今では出荷時の工程を担う重要なツールとして、欠かせない存在になっています。」

五代目蔵主 守屋雅博氏
五代目蔵主 守屋雅博氏
事務所に設置したGE5000-YPO
事務所に設置したGE5000-YPO
看板商品の純米酒「舞桜」
看板商品の純米酒「舞桜」

世界にひとつ。オリジナルラベルをオンデマンド印刷で簡単作成

GE5000-YPOで作成されるオリジナルラベルは、通常の商品ラベルや製品ラベルとして使用されるものもあるが、やはりメインとなるのは名入れラベルだ。一枚ごとに印刷する内容が異なるため、必要なラベルを、必要なときに、必要な枚数分印刷できるオンデマンド印刷のメリットを存分に活かすことができる。

「誕生日や結婚式などのお祝い事はもちろん、父の日や敬老の日の贈り物から、上司から部下へのねぎらい、転勤祝いといったビジネスシーンでの利用まで、オリジナルラベルの用途は多種多様。外国からの観光客が、わざわざ蔵に立ち寄ってくださるケースも多く、インバウンドの需要も増えています。」

名入れの内容は、筆文字で名前やメッセージを入れるのが一般的。筆耕を依頼するとその都度コストがかかるが、PCソフトを使えば自分でデザインまで手掛けることができる。データを保存しておけば繰り返し使え、定期的に名入れサービスを利用するお客様への対応も容易だ。さらに、カラーにしたり、写真を入れたりするなど、アイデア次第でオリジナリティはさらにアップする。

「外国のお客様に日本文化を紹介するイベントでは、お名前をカタカナで表記し、国旗とともに印刷しました。外国にはない一升瓶に、日本語で書かれた文字を見て、みなさん興味津々でしたね。また、観光ツアーでのご利用では、出発前に撮影した集合写真を送っていただき、すぐにラベルを作成。夕方酒蔵見学に立ち寄っていただいた際、その日の思い出として、写真入りのミニボトルをお土産にしたこともあります。」

こうしたフットワークの軽さも、オンデマンド印刷ならでは。デザイン、印刷、貼付という、ラベル作成のすべての工程を内製化するからこそできるワザだといえるだろう。

「ボトルの大きさによってラベルのサイズも異なり、一升瓶だとA5サイズがちょうどいい。300mlなどの小瓶に使用するラベルは、A4やA5のラベル用紙に面付けして印刷し、手作業でカットして使用しています。また、ユポ®ラベルは、適度な厚みがあって上質感も出るし、和紙などのように凹凸がないため、印刷の乗りもいいですね。」

もちろん、ページプリンタとして活用できるのもGE5000-YPOの魅力のひとつ。守屋酒造では、ユポ®ラベルのほかにも、色つきのラベル紙に印刷したり、直売店で使用する棚札を印刷してラミネート加工を施したり、POPや店内サインを作成して店頭を演出したりと大活躍。さらに、オフィスプリンタに不具合が出たときには、その代替機として書類やチラシを印刷することも可能。その用途はとどまるところを知らない。

「専用のプリンタドライバをインストールすることで、ラミネーターとしても使えるそうなので、今後はそうした活用にもトライしていきたいですね。まさに1台で何役もこなせるマルチタレントなプリンタ。まだまだ活躍の場は広がりそうです。」

今後も、様々なラベル作成に力を入れていきたいという守屋氏。このようなオリジナルラベルの取り組みには、商品の先にお客様の喜ぶ顔が見たいという、蔵主の強い想いが感じられる。職人の手によるこだわりの商品を、お客様ひとりひとりに真心を込めてお届けする……。そこには、画一的な品質、パッケージの商品を大量生産するのとは違う、老舗酒蔵ならではの心意気が感じられる。記念日などの際には、世界でひとつのオリジナルボトルで、贈る喜び、贈られる喜びを共有するという、ほかにはない感動を試してみてはいかがだろうか。

名入れラベルサンプル(A5サイズ)
名入れラベルサンプル(A5サイズ)
ラベル貼付作業風景
ラベル貼付作業風景
棚札を自らデザインしGE5000-YPOで印刷
棚札を自らデザインしGE5000-YPOで印刷
アイキャッチの商品POPもオンデマンドで印刷
アイキャッチの商品POPもオンデマンドで印刷
  • ユポは株式会社ユポ・コーポレーションの登録商標です。

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